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ココロの弱さには定評のあるワタシですが。
作業の合間にパラっと開いて眺めたら、一気呵成に読んでしまいました『ソリッドファイター』。
あー。
古橋秀之を褒めようって意欲はわかないんですが。それ自体が当たり前でつまんないから。
そういう意味でうんざりなんだけど。
でも、あれだ、仕方ない。
これ、この作品、ちょっとした奇跡ですよね。
過言でした。
奇跡のようなバランス。ぐらい。
なんにせよ唖然としたわ。
強いてケチを言えば。準タイポグラフィック(つーか獏)のクライマックスがちょい微妙。多分、版型・字組由来で、絵としてのテンションが微妙に保ててないんじゃねえかな。
などという半ばオカルトなハナシぐらいしか文句もないんだけど。
や、普通に余剰も欠落も緩さもあって、完璧、とは言えないと思うけれどそれも含めて奇跡のようなバランスだよなあ、と。そんで、それ自体がテーマ・メタメッセージとして結果的にキレイに折り込まれてるんだからキレイすぎでむしろ馬鹿みたいだが。唖然とするわ。なにこれ。宇宙とか? 神? 神は言いすぎ。でもなんかそんな類の。いや、でも、それはダメだ。
というようなコトを思った。
あー。暇が出来たら、ちょっと比較しつつ考察したい漫画と小説があるけれど。しばらくはちょっと無理かなあ。うううん。
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ヒトツ書きわすれてた。
スダケンの「ひと揉み」に対するタケちゃんのリアクション。
ここだけは「うあ、ダメだコイツ、馬鹿か、なんにもわかってねえ」と上から目線で失点と判断しましたよ。